こんにちは。WEB/釘担当Rです。
今回はバイオトイレ設置についてレポートです。
ログハウスキットを用いたバイオトイレ設置の2回目!
前回は岡山県の黒島(無人島)への設置でしたが、今回は生駒山近く、四条畷市と大東市にまたがる飯盛山にあります「楠公寺」の付近での設置となります。
戦国時代、畿内地域の武将・三好長慶が居城を構えた飯盛城。
現在はハイキングコースとして人気となっています。この飯盛城跡が2021年10月に国の史跡に指定されたことに合わせ、以前より使用されていた汲み取りトイレを観光トイレ(バイオトイレ)としてリニューアルされることとなりました。
既存のトイレを超える大きさの建物にすることは難しかったため、自由に設計できるログハウスキットを採用いただきました。
材料の搬入!
設置場所は乗用車が一台通れるほどの山道を登った先にあります。
2tトラックやハイエースなどのワゴン車がギリギリの範囲です。
そんなギリギリの道でも熟練のドライバーさんのお陰で無事に届けられた資材がこちら。
ログハウスの材料と電源式バイオトイレ(2基)これらをトラックから降ろす・移動する際に使用した重機もご紹介します。
カニクレーン
前回のブログ記事【屋外イベント再開!レンタルバイオトイレ大活躍!】では6tトラックに搭載されたユニックを使用してバイオトイレの上げ下ろしを行いましたが、この現場ではこのカニクレーンが大活躍しました!!
某アニメに登場するロボ(タチコマ)みたいで可愛いですね。
ログハウス組み立て!
①土台部組み立て
届いた資材を開封して、土台部分を組み立てていきます。
コンクリートの基礎と水道の配管は元請け業者様にて準備いただき、その上に組み立てます。
土台が完成!水切り等の微調整をしながらだったのでこの作業で午前中は終了。
※水切り…外壁から伝ってきた水を基礎部へ入れずに地面へ落とす為の鉄板。
建物の基礎を守る役割があります。
②柱組み立て
土台が完成したら、次は柱の組み立てです。
少し見にくいですが、基礎部と柱に「D1」とプリントされています。
柱を立てるための穴が開いている場所にはアルファベット+数字が印刷されていて、その番号同士で組み合わせて立てます。
穴の縁にコーキング材を塗りながら、どんどん柱が立っていきます。
柱を組み立てたら次は梁を入れていきます。
③梁の組み立て。
梁も柱と同じようにあらかじめ穴の開けられた木材を差し込む構造です。
ログハウスキットは「キット」と言うだけあって、まるでプラモデルを作っているかのような感覚でどんどん組み立てられていきます。
とはいえ、プラモデルのようにパーツはプラスチック製ではなく木材なので、組み立てる順番や木材の状態により、時間は多少かかります。
材料一つ一つしっかりと重い為、慎重に作業が続きます。
完成!!!!!
さて、次は屋根!と行きたいところですが…
忘れてはいけない作業が一つ。
それは…
バイオトイレの設置!!!
④バイオトイレの設置。
屋根をつけてしまうとバイオトイレの設置が出来なくなってしまう為、ログハウス中央の仕切り板を設置した後、ついにバイオトイレを2基ログハウス内に設置する作業が始まります。
ちなみにバイオトイレは1基あたり約200キロの重量があります。
男性4人でも持ち上げて運ぶことは不可能です。
カニクレーンのお陰で簡単に持ち上がるバイオトイレ!
モミジの木の枝に当たらないよう、巧みな操作(担当_Sさん)で慎重に降ろしていきます。
無事にモミジの木にも立ち上げたログハウスにもぶつけることはなく内部へ2基設置することが出来ました。
この先は屋根の設置や壁面の組み立て等々続いていきますが、長くなってきたので今回はここで一旦終了!
ちなみに材料の搬入からログハウス組み立て、バイオトイレ本体の設置まで2日掛かりました。
(秋のお山は日が暮れるのが特に早いので、16時頃にはあたりが暗くなり始めるのであまり遅くまで作業が出来ないのです。)
後半へつづく~!
★関西の自治体初!「あつまれどうぶつの森」に大東市「だいとう島」!
今回の設置場所近くにある飯盛城跡の国史跡制定記念と飯盛山にゆかりのある三好長慶公、そして大東市の魅力を知ってもらおう!と市役所職員さんが「あつまれどうぶつの森」に「だいとう島」を作成!
(作成は業務時間外だそうです。)
▼画像クリックで詳細ページへ!(大東市公式WEBサイト)
大東市の名所が再現された島はとても賑やかでかわいらしく、大東市のゆるキャラ「ダイトン」の帽子や三好長慶公イメージの洋服デザイン配布も多数されています!
「あつ森」(任天堂/Switch専用ソフト)に住民票お持ちの方は是非遊びに行ってみてくださいね~♪
紹介動画も大変可愛いので是非★
※「あつまれどうぶつの森」とは
任天堂より2020年3月20日に発売されたNintendo Switch用ゲームソフト。どうぶつの森シリーズの第7作目です。
「何もないから、なんでもできる」をテーマに手つかずの「無人島」を舞台に様々な工夫をしながら村を発展させて暮らしていくゲームです。(Wikipedia参照)
任天堂公式サイト▶「あつまれどうぶつの森」