みなさんこんにちは。暑い日が続きますね。
オフィスではエアコンを稼働させている会社も増えているかと思います。
外は暑いけど室内はエアコンが効き過ぎて寒い…なんてことはありませんか?
今回はそんなお悩みをお持ちの方に必見の記事となっております!
弊社が今最も推している新商品『足ウラぽかぽか』OAフロアタイプについてご紹介します♪
足ウラぽかぽかとは?
足ウラぽかぽかとは、2021年に大築が発売開始したパーソナル床暖房です。
通常、床暖房は部屋全体に敷かれているイメージですが「足元だけに欲しい」等の要望に応え、個々に設置するように作られたものが『足ウラぽかぽか』です!
現在、この2種類からお選びいただけます。
今回は、新築の事務所スペースに「OAフロアタイプ」を敷設したいとのご依頼をいただきましたので、現場写真とともにその内容をご紹介します!
施工の手順
まずは、足ウラぽかぽかの設置場所を確認します。
タイルカーペットをめくり、ヒーターを貼り付ける箇所のOAフロアを取り出します。
ヒーターのセンサーや端子部をOAフロアに埋め込むために加工する必要があるので、座掘りする(くぼみを作る)箇所をマーキングします。
これは仕上げをフラットにするために必要な作業となります。
【OAフロアとは】
オフィス機能に必要な配線を収納するための二重床のこと。
金属系、樹脂系、コンクリート系、合板系など材料によって各種ありますが、センサーとヒーター端子部分のふくらみを吸収できるように「座掘り加工」が出来るものであれば、当商品の施工は可能です。
※加工後にOAフロアの強度が無くならないように注意が必要です。
今回の現場のヒーター設置枚数は合計30枚
ヒーター1枚につきセンサー1箇所,端子2箇所の合計3箇所のくぼみをOAフロアに加工する必要があるため、90箇所分の加工作業に取り掛かります。
新築の物件なので、敷いてあるカーペットも当然新品です。
細かな切りくずが出て隙間に入り込んではいけないので、加工場としての作業スペースを作りました。
加工機には掃除機が取り付けられているため、切ったそばから屑を吸い込み、ホコリが出るのを最小限に抑えることができます。
(とにかく現場を汚さないように徹底して注意を払います!)
約7mm削り取るようにくぼみを作ることで加工完了です。
この作業を90箇所分行います!
1箇所の加工にかかる時間は数分とは言え、かなりの時間と集中力を要します。
完成
全ての加工を終えたらいよいよ設置です。
加工済のOAフロアを元の位置に戻し、ヒーターとセンサー類をそれぞれ各所に配置、OAフロアに張り付け、電源とスイッチを繋ぎます。
そこに上からカーペットを敷けば・・・『足ウラぽかぽか』完成です!
上記の現場とは異なりますが、完成はこのようになります↓
電源スイッチのON/OFFは各デスク毎に管理ができるので、周囲に気を遣わずに使用できます。
※個人の消し忘れや事故防止のため、電源の一括管理も可能です。
いかがでしたでしょうか?
今回は樹脂製のOAフロアでのご依頼でしたが、それ以外でも敷設は可能です。
以下の記事ではウッドコアと呼ばれる材質をスチール板で挟んだOAフロアに敷設した様子をご紹介しております。是非こちらも併せてご覧ください。