バイオトイレのオガクズ交換を体験しました。

こんにちは。㈱大築 釘担当、WEB担当のRです。
今回は弊社岡山工場で稼働中のバイオトイレのオガクズ交換を体験してきました。

工場のバイオトイレ

岡山工場内のバイオトイレ

岡山工場で使っているバイオトイレはGKL-43型、オガクズの容量は430L、使用目安は70~90回(1日)という大型タイプです。

交換に使う掃除機

以前はバイオトイレ担当_Sが柄杓を使って一生懸命すくい上げていたのですが、それではあまりにも効率が悪いという事で、現在は大型掃除機を使用しています。

ちなみにこの掃除機、バイオトイレのオガクズ交換作業用にレンタル事業も弊社にて開始予定です。下部の透明な部分にゴミ袋をセットして使います。

オガクズ専用掃除機

いざオガクズ取り出し!

専用掃除機でオガクズ吸引している様子

長いノズルと本体の接続をしっかり確認して、一気に吸い上げていきます。
一度に回収できればいいのですが、容量の関係でもちろんそうもいかず、何度もゴミ袋を交換して行っていきます。
オガクズはとても乾燥しているので、粉が大変よく舞います…花粉やホコリアレルギーの方は見ているだけでもツライかもしれないなと思いつつ作業しておりました。
吸われていく中、スクリューの芯の部分には硬くなってこびりついてしまっているオガクズもあり、削っては吸い、削っては吸いの繰り返しの大変な作業でした。

取り出されたオガクズ

約1時間かけてすべてのオガクズを取り出しました。
その量は45Lのゴミ袋に12袋分!
このオガクズは「もえるゴミ」として、ゴミ回収業者様にて回収していただき、焼却処分となります。

取り出されたオガクズ

こんなものも出てきました。

排気管の中で固まったオガクズ

バイオトイレの換気扇と外を繋ぐ、ダクト管の中でカチカチに固まってしまっていた、オガクズです。
持ってみても重さはほとんど感じず軽いのですが、とにかくカチカチに固まっていました。
バイオトイレの排気口から出てきてしまうオガクズは排気・乾燥と使用頻度のバランスが良ければほんの微量と聞いていたので、ここまで成長するまで一体どれくらいの時間がかかったのでしょうか…

交換前と後

綺麗に取り出したのち、事前に用意していた新しいオガクズを便槽へ入れていきます。
これは取り出すときのようには機械化できない為、ひたすらバケツで掬って入れていきます。

約430Lの容量を入れていくので、結構な重労働ですが、バイオトイレ担当_Sは慣れた様子でどんどん投入していきました。

新品のオガクズ投入
オガクズ比較
左:使用前(新品)、右:交換後

基本的に無臭なバイオトイレですが、オガクズ交換直後は木の香りが個室内に充満します。
オガクズの交換作業、大変だと聞いてはいましたが、実際に作業に関わってみると尚更大変さが身に沁みました。これを毎回一人でやっている担当_Sすごい…。

オガクズ交換の手間はありますが、交換は年に1~2のみで、一日に使用する人数に対してきちんと適合する処理能力の機種を設置しておけば、不具合を起こす可能性も低く、独特の臭いもほとんどしないバイオトイレ。
下水が引けない山間部や無人島、観光地等での設置が増えています。
どこかで見つけられた際には是非利用してみてくださいね。

ではでは。今回はこの辺で。
担当_R

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