いざというとき安心「マイバイオトイレ」

「南海トラフ地震臨時情報」の発表で・・・

2024年8月8日に宮崎県で震度6弱の揺れを観測したマグニチュード7.1の地震を受けて、南海トラフ地震の想定震源域で大規模地震への注意を呼びかける臨時情報が発表されました。
担当者Sはその日はバイオトイレの納品のために静岡県に出張中。泊まりの予定だったため、自宅(三重県)の家族と連絡を取りながらいざというときの対応の確認や災害備蓄の再確認をしておりました。

想定震源域の小売店などでは飲料水の品切れが目立つようになり、購入数の制限などもされるように。ちょうどお盆休みの連休がスタートすることもあり、物流が止まる時期とも重なったため、店内の商品棚には品切れが目立つようになりました。

1.17阪神淡路大震災の発生から29年

地震のイメージ

社会人2年目の担当者Sは震災当日、勤務先の定休日で次の日からの催事準備のために出勤する予定でした。しかし電車も止まっていたので行くことが出来ず、家族や彼女(今の奥さん)を助けに行ったりしていて、上司に「なんで来ない!」とド叱られました。(家から職場まで電車で1時間の距離です。今ならパワハラ案件ですよね。)
そして次の日に西宮の店に救援隊として向かい電車の車窓から見た光景は空襲後の街のようで忘れることができません。

しかし、今になって気づいたことは【「トイレ」が一番の問題だった】という事実でした。

災害で一番課題を抱えているのは「トイレ」

トイレを我慢する男の子

「災害大国ニッポン」と呼ばれるほど、地震や台風・洪水災害が頻発している日本。
避難所へ上手く避難できたとしても、一番の課題と言っても過言ではないのが「トイレ問題」
水・電気がストップすることで排泄物の処理が上手く出来ず不衛生な上に、大人数で避難先に身を寄せるとなると、トイレの夜間利用や臭い等から起因するストレスが非常に多く、さらには「トイレに行くこと自体を止める」為に水分補給を控えてしまうために脱水症状に陥り、それが原因で「エコノミークラス症候群」を発症…と、「トイレ」に起因する問題は非常に多いのが現状となっているそうです。
確かに出来るだけ行きたくないですよね、不衛生なトイレ…でも、行かないと病気になってしまう…ジレンマです…。

3.11の時も課題になりました。

小型発電機

10年前の東日本大震災の時も実は発災後にバイオトイレの問い合わせを多数いただきました。手持ちのトイレをすぐにでも出せるように手配を始めたのですが、大きな障害となったのは電源でした。県内のホームセンターなどを駆け回りましたが、すでに当時の民主党政権の統制か販売中止措置が取られていました。ガソリンの供給不足も発生したので発電機があればいいというものでもないのですが、非常に歯がゆい思いをしたことがありました。


普段からバイオトイレがあれば安心して避難生活が送れると思いませんか?

バイオトイレの基本的な仕組み

バイオトイレの仕組み

便槽にオガクズを入れ、そこへ排泄し、加熱、撹拌することで、オガクズが排泄物を分解してくれます。
更に水洗トイレや汲み取り式トイレにあるようなツンとした臭いなどは全くなく、快適に使い続けられるトイレです。
弊社岡山工場でも日常的に使用していますが、全くと言っていいほど臭いはしません。
このようにバイオトイレは普段のライフライン(下水)に依存せず、現地で分解処理できるという点で災害時に役立つシステムでもあります。(電源問題を棚上げしたような書き方となっていますが、電気は阪神、東日本、熊本などの各地域でもおおむね2日で復旧しています。)

災害対策用に作られた「マイバイオトイレ」

通常のバイオトイレは電気を使用してスクリューを動かしオガクズを撹拌、その後、便槽内にセットされたヒーターを用いてオガクズを乾かすことで繰り返し使えるシステム。
そんなバイオトイレのシステムを省スペースで使えるように、災害時の備蓄用にと簡略化して作られたのが「マイバイオトイレ」です。
排泄後毎度捨てる必要もなく、臭いも残らず、流す音もしない。
見知らぬ誰かと共有するとなると一番気になる「臭い」・「音」を軽減してくれるというのは心強いのではないかと考えます。

「マイバイオトイレ」の特徴

<メリット>
①オガクズを2週間に一度取り替えることで繰り返し使用可能。(約200回分の吸収力)
②嫌な臭いをシャットアウト。
③価格を抑えている為、1家族1台または1人1台の使用も可能。(感染症対策にも!)
④コンパクトな設計で置き場所に困らない。
⑤水・電気を一切使わず使える。

<デメリット>
①排泄の度に付属のスコップでかき混ぜる必要があります。(ペット用トイレと同じ要領とお考え下さい)
②トイレットペーパーのみ使用可能です。
③プライバシーに考慮した設備を用意する必要があります。(プライバシーテントや断水したトイレ室内に持ち込むことも一考です)

バイオトイレの設置にテント
避難物資

「マイバイオトイレ」の寸法・価格

MBT-06L(男女兼用サイズ)★備蓄用に最適なサイズです!
・上部寸法(㎜):前幅417×奥行653×高さ84
 下部寸法(㎜):前幅385×奥行617×高さ436
・材質:ダンボール
・オガクズ容量:60L
・価格:42,900円(税込)

マイバイオトイレMBT-06L

重量:本体重量約7㎏+オガクズ7㎏(約0.6㎥分)=合計約14㎏
付属品:便座・便蓋、ビニール袋×3枚、十能(ミニスコップ)
※オガクズは各自ご準備ください。ホームセンター等で販売されているもので十分効果を発揮します。
処理能力:小便約200回~240回、オガクズ交換時期は約2週間です。
※オガクズを交換することで、また2週間使用可能です。

このほかにもオガクズ容量が大きく、素材を紙段ボールからプラダンボールになったタイプもございます。

MBT-08L(プラダン)
・上部寸法(㎜):前幅417×奥行653×高さ84
 下部寸法(㎜):前幅385×奥行617×高さ436
・材質:樹脂製ダンボール
・オガクズ容量:80L
・価格:52,800円(税込)


災害時の緊急備蓄用に是非「マイバイオトイレ」をご検討ください。
お問い合わせは弊社までお気軽にどうぞ!

※こちらのブログ記事は2022年1月21日公開の【備えて安心「マイバイオトイレ」】を再編集して公開しています。
バイオトイレの価格は2023年に変更となったため訂正しております。

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