みなさんこんにちは。床暖房・バイオトイレ担当のSです。
ダイチクの床暖房は、ヒーターの厚みが0.7mmの超薄型。床材もフローリングをはじめ、カーペットやタイル、畳まで幅広く対応しています。
今回は2023/11/24~進めている無垢材フローリングの長期テストの続編(その3)です。
これまでのテスト記事は下記からご覧ください。
本ブログについて。
このブログでは床暖房の上に施工するフローリングについて、床暖房対応品を使用した場合と通常の非対応品を使用した場合にどのような影響があるかをお伝えするものです。
あくまで弊社事務所での実験結果を事実として公表するものであり、特定の床材をおススメしたりするものではありません。
仕上げの床材を選ぶにあたっての参考にしていただくことを想定しています。
テスト開始から半年・・ダイチクの予想は・・?
テスト開始から半年が経ちました。床暖房は毎日9:00~18:00、タイマー制御で動作しています。
これまでは床材の隙間が広がっている様子が確認できました。隙間が広がるという事は床材が狭まる傾向にあるということです。そろそろ梅雨時期、湿気が増えてくると木材は膨らみますから隙間が広がり続けていた床材は隙間が狭まり始めるのではないか。
とダイチクの床暖房担当の二人は予想しています。
果たしてその結果やいかに!・・・・
計測データをひもとく
まずは2月までのグラフがこちら。乾燥するにつれてフロア材の隙間が広がっていくことを示すグラフです。
そして6月現在のデータを反映したグラフがこちら。
おお、なんとわかりやすいグラフでしょう(自画自賛・・)
ある時点からグラフが反転しているのがご覧いただけますでしょうか?今まで広がり続けていたフロア材の隙間が反転して狭まりだしていることを表しています。
比較表から分かること
・3/23計測のデータから数値が変化を見せている。
・3月ごろからフロア材が縮む傾向から、狭まる傾向に変わってきた。
当初の予想通り雨が降り出す時期から部屋の湿気が増えるにつれて床材にも変化が出てきました。これから夏までの梅雨時期は床材が伸びフロア材の隙間が狭まっていくと考えられます。今後も継続的にブログにしていきますのでおたのしみに!
計測データ(全てのデータ)
2024年6月の計測データは下記となります。