床暖房敷設工事例①/鹿児島県枕崎市編-1

枕崎の寺院様で床暖房を施工してきました!

いざ行かん枕崎!

皆さんこんにちは。
バイオトイレ担当のSです。床暖房の施工も担当しております。
今回は鹿児島県枕崎市の寺院様への施工作業をレポートしたいと思います。

枕崎といえば、かつお漁業が盛んな地域で、
鰹節の工場も街中のいたるところにあります。
また枕崎駅は鉄道駅の日本最南端となっており、
駅前には「日本最南端の始発、終着駅」と表示されています。

まずは空路、鹿児島へ。
大阪在住のMは伊丹空港から、三重在住のSは中部空港からテイクオフ!
現地・鹿児島空港にて集合となりました。
枕崎までレンタカーを借りて、約2時間の距離。移動にほぼ半日かかります。

作業は次の日の朝から。初日は現場確認だけで終わりました。

今回の現場

今回訪問した現場は寺院様で、納骨堂を新築され、
その法要スペースに弊社の施工する床暖房を採用いただきました。

当初は以前よりご利用いただいている電気工事会社様が床暖房の施工をされる予定でしたが、現場の施工方法が急遽変更となり、ヒーターの周りに配線用の溝を作って施工することになりました。そのため大築から私Sと床暖房担当のMが向かうこととなりました。

部屋の大きさはほぼ10m四方。そこに3.6mの床暖房ヒーターを16枚施工します。
それぞれに配線とサーモスタットを埋め込みますので、作業としてはボリューム満点の現場です。

作業開始!でもその前に…

荷物だらけの現場に唖然

さて、二日目。
今日は電気工事屋さんの作業員2名も床暖作業に加わりスタートです。
現場に着くといきなりのトラブル発生!

施工する部屋が大工さんの材料でいっぱいになっていました。
我々は床に施工するので、部屋を空けてもらわないと始まりません。
そうこうするうちに建築会社さん、大工さんが到着。
20分ほどかけて部屋を空けてもらってようやく作業開始となりまし た。

何故大阪(+三重)から枕崎へ行くことになったのか。

我々の施工する床暖房は電気式なので、それぞれの床暖房ヒーターから電線が出ています。

床の構造に合わせて、溝を掘って配線する方法。

床の上はフラットに施工しないと仕上げ材(フローリングやカーペット)を敷くことが出来ないので、その配線は床下に入れないといけません。
今回の現場はコンクリートの床(スラブ)に上げ床構造(木を組んで少し床を上げている)となっているので、
床下ではなく下地合板に溝を掘ってそこに線を這わせることになります。

溝を均一に作るためのミゾキリカッター

溝掘りは専用のミゾキリ用丸ノコというものがあります。
通常の丸ノコと違い、刃を斜めにセットすることで、丸ノコの刃が左右にぶれる構造になっており、 掘りたい幅に合わせて溝ができる仕組みです。

ミゾキリカッターの仕組み

あらかじめ合板にヒーターの範囲と配線の経路をマーキング。配線経路を一気にミゾキリで溝を作ります。

これが今回、大阪(+三重)から枕崎へ施工しに行くことになった最大の理由です。「溝堀り配線」のやり方や道具の説明を現地のスタッフさんへ教える事も兼ねていたのです。

出来た溝に配線を這わせるの図

掘った溝(8mm)に配線、セイフティサーモスタット、温度管理用のメインセンサーを埋め込んでヒーターを貼っても浮いてこないようにしていきます。
二日目の作業はここで終了。
翌日からいよいよ床暖房ヒーターを貼っていきます!

しかし文字数を考えると今回はここまで。

次回はいよいよ完成。完成後も工事以外でもトラブルだらけのパート2へ続く・・・

Twitterもやってます⇓⇓

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